のぞきめ 感想&ネタバレ
~~あらすじ~~
作家である主人公の元に集まった2つの怪談。どちらともに共通しているのはどこからか見られていると感じること。≪のぞきめ≫の正体とは? どうして彼は死んだのか?
導き出される答えとは?
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わすれて、わすれて 感想&ネタバレ
~~あらすじ~~
奪われる前に奪う。そんな荒廃した理不尽と暴力の世界で、両親と妹を強盗に殺された早撃ちとして国一番有名なリリィと、書いたことを忘れさせる不思議な本〈ダイアリー〉の持ち主カレン。カレンは〈ダイアリー〉を狙って自分の両親を殺した叔父とその仲間に復讐することを目的として、リリィと一緒に大型バイクに乗って、仇を探す旅に出る。
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よだかの片想い 感想&ネタバレ
今回から自分なりに本のあらすじを紹介していきたいと思います。
~~あらすじ~~
生まれながら顔にあざを持つ前田アイコは、中学からの友人まりえに誘われて顔にあざや怪我のある人たちのルパルタージュに参加する。そしてなんと、その本の映画化が決定し、アイコは映画監督の飛坂逢太と対談することになってしまう。
この出会いが彼女の人生を変えた。
『よだかの片想い』島本理生|担当編集のテマエミソ新刊案内|集英社 WEB文芸 RENZABURO レンザブロー
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現代詩人探偵 感想&ネタバレ
私の好きな作家の紅玉いづきさんの小説のひとつです。
最初に言っておくと、未読の方に優しくないのでまだ読んでいない!ネタバレしないで!という方は読まないでください(笑)
本当にこの方の書く文章の一つ一つが心に響くというか刺さる話が多い
最初にちゃんと伏線が張られていたのにそれに気づかずに読んでいたのが残念でしかたがない
途中、ん?と思うところもあったのだけれどそれを気に留めず流し読みしてしまい…
なぜ詩人は死ななければいけなかったのか
なぜ自殺だったのか
なぜ、しを書くのか
集まったメンバーの中で、それを一番知りたかったのは主人公だと思う
詩を書くということは、詩人であるということは、死によって証明されるのか
詩人がたどり着く先は、死だけなのか
詩人だから死ぬのか、死ぬから詩人なのか
卵が先か、鶏が先か理論。本当に大好きです。
棗は本当に魅力的なキャラクターだと思う
主人公と棗は相互理解が全くできていない(棗は多少主人公のことを分かっている)
言葉にするのは難しいけど、主人公は自分の詩を肯定する棗のことを嫌悪しているのは、遠回しの自己嫌悪なんだと思う
自分の詩を肯定されればされるほど、死んだ彼のことが忘れられなくなる
どうして死んだのか?
どうして盗作したのか?
友達だと思っていた人間に裏切られて、その時の怒りを悲しみを向ける相手がもうどこにもいないから、自分に向けているのかな?
棗は死ぬことによって名を遺す、有名になることに対して否定的なんじゃないかな
生きて、名を成すことに意味がある
だから数ある選択肢の中から編集者という道を選んだ
でも、敬一が死んだからこそ彼は編集者になったんじゃないかなって思うから、そういう意味で敬一は誰かを変えることができたし、誰かの心に残ることができたんだよね
最後に言えることは、私はこの小説が本当に大好きだなってことです。