私の「思い出の味」
私の思い出の味といえば、小さいころ海辺で食べた卵焼きの味ですね。
なんでかっていうと、小学校低学年ぐらいのときはまっていたのが、お昼ご飯を作って海辺に遊びに行くことだったからです。
作るのは私ではなくて、いつも姉だったのですが(笑)
姉と私と私たち姉妹の幼馴染の3人でよく海辺まで行って、貝殻を集めたり、近くにある望遠台に登ったりしていました。
今思うと本当によく頻繁に遊びに行ったりしていて、でも寒くなってきていつの間にか行くのをやめてしまいましたが(>_<)
今でも思い出せるのはよく姉が作ってくれた卵焼きです。
味の素と醤油で味付けがしてあって、ねぎが入っている卵焼き。
マヨネーズとケチャップを合わせたソースで、一緒に食べるのが私たちのいつもでした。
たまに砂が口の中に入ってきて、じゃりじゃりしながら食べてたり(笑)
たまに食べたくなって自分で作ってみるんですけど(もちろん砂は入れません)、あの時の味を再現するのは難しいなというか、たぶん自分の中で美化しちゃってて💦
だから、あの味はもう食べられないんだなって思うと少し寂しいですね。
ということで、私の「思い出の味」でした!
現代詩人探偵 感想&ネタバレ
私の好きな作家の紅玉いづきさんの小説のひとつです。
最初に言っておくと、未読の方に優しくないのでまだ読んでいない!ネタバレしないで!という方は読まないでください(笑)
本当にこの方の書く文章の一つ一つが心に響くというか刺さる話が多い
最初にちゃんと伏線が張られていたのにそれに気づかずに読んでいたのが残念でしかたがない
途中、ん?と思うところもあったのだけれどそれを気に留めず流し読みしてしまい…
なぜ詩人は死ななければいけなかったのか
なぜ自殺だったのか
なぜ、しを書くのか
集まったメンバーの中で、それを一番知りたかったのは主人公だと思う
詩を書くということは、詩人であるということは、死によって証明されるのか
詩人がたどり着く先は、死だけなのか
詩人だから死ぬのか、死ぬから詩人なのか
卵が先か、鶏が先か理論。本当に大好きです。
棗は本当に魅力的なキャラクターだと思う
主人公と棗は相互理解が全くできていない(棗は多少主人公のことを分かっている)
言葉にするのは難しいけど、主人公は自分の詩を肯定する棗のことを嫌悪しているのは、遠回しの自己嫌悪なんだと思う
自分の詩を肯定されればされるほど、死んだ彼のことが忘れられなくなる
どうして死んだのか?
どうして盗作したのか?
友達だと思っていた人間に裏切られて、その時の怒りを悲しみを向ける相手がもうどこにもいないから、自分に向けているのかな?
棗は死ぬことによって名を遺す、有名になることに対して否定的なんじゃないかな
生きて、名を成すことに意味がある
だから数ある選択肢の中から編集者という道を選んだ
でも、敬一が死んだからこそ彼は編集者になったんじゃないかなって思うから、そういう意味で敬一は誰かを変えることができたし、誰かの心に残ることができたんだよね
最後に言えることは、私はこの小説が本当に大好きだなってことです。
はじめまして
まだまだ寒さが厳しい季節ですね
これといったテーマはなく本当に自分用の日記のようなものなので、面白くないかもしれないけどよろしくお願いします!